研究課題/領域番号 |
23550147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
小泉 武昭 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (60322674)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 機能触媒 / ニッケル錯体 / ピンサー型錯体 / 電気化学 / メタノール酸化 / 電解酸化反応触媒 / ピンサー型配位子 / メタノール酸化反応 / 電解酸化触媒 / 結晶構造 |
研究概要 |
メタノールの電気化学的酸化触媒として機能するNi錯体の創製について検討した。本研究では、Ni(III)/Ni(II)に基づく酸化還元電位をより負側に設定するため、強い電子供与能を示すピンサー型配位子を有するNi(II)錯体の合成を行い、電気化学的挙動について明らかにした。その結果、第二級チオアミドをアーム部位に持つNi錯体に対して塩基を作用させることで、低い酸化電位を有する錯体の生成に成功した。この錯体を用いてメタノールの電気化学的酸化を試みたところ、約+0.8 Vで酸化反応が進行した。電極上に錯体を固定する方法についても検討を行い、前駆体となる配位子の合成について知見を得た。
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