研究課題/領域番号 |
23550148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
久田 研次 福井大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60283165)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 潤滑 / 界面不動層 / アルキル鎖間相互作用 / チェーン・マッチング効果 / 光学増幅 / 水晶振動子微量天秤 / アドミッタンス解析法 / ATR-FTIR分光法 / 全反射赤外分光法 / ネマチック液晶 / チェーイン・マッチング効果 / 国際情報交流 / イギリス / ターゲット因子解析 |
研究概要 |
直鎖膜分子の単分子膜で被覆したガラス基板でサンドウィッチセルに4-シアノ-4’-n-ペンチル-ビフェニル(5CB)を注入し,偏光顕微鏡で観察すると,水面上単分子膜と類似のテクスチャーを観察した.膜分子のアルキル炭素数が18以下のときには,鎖密度を5.0 chain/nm2まで高くしても5CBが誘導配向され,炭素数が20のときには,部分的に誘導配向していないことを明らかにした.以上の結果から,吸着膜の間にバルク相のアルキル鎖が相互作用することなしに配向制御が行われている.また,この誘導配向が生じる際には,5CBの液晶温度において液晶相と接触するアルキル鎖の運動性が重要であることを示した.
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