研究課題/領域番号 |
23550149
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
米山 直樹 山梨大学, 総合研究部, 准教授 (80312643)
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連携研究者 |
佐々木 孝彦 東北大学, 金属材料研究所, 教授 (20241565)
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研究協力者 |
濱田 幸司
河野 令
谷戸 雄弥
井口 敏
中村 敏和
三浦 章
長尾 雅則
武井 貴弘
熊田 伸弘
田中 功
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 量子スピン液体 / 電子型強誘電体 / 部分分子置換 / ヘテロダイマー / 化学圧力 / 乱れ / 強相関電子系 / 誘電率 / リラクサー |
研究成果の概要 |
量子スピン液体的な磁気的性質と電子型の強誘電特性を合わせ持つ特異な有機伝導体において,結晶を構成する分子の一部を類似構造分子で1-10%程度置換することで,その電子状態が大きく変わることを明らかにした.小さい分子による低濃度(約1%)置換では,スピン自由度のピン止めにより量子液体状態が壊れ,電荷の自由度には乱れの効果が強く現れる.一方で大きい分子での置換は,化学圧力による実効的な圧縮効果または電子相関の度合いの減少により,常圧下約5 Kで超伝導状態が発現することを見出した.
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