研究課題/領域番号 |
23550152
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
道岡 千城 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70378595)
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連携研究者 |
加藤 将樹 京都大学, 理工学部, 教授 (90271006)
吉村 一良 京都大学, 理学研究科, 教授 (70191640)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 複合積層物性 / 電子物性 / 化合物磁性 / 積層化合物 / 遍歴磁性 / 遍歴電子磁性体 / 量子臨界点 / 複合積層化合物 / 超伝導 / 反強磁性スピン揺らぎ / 新奇物性開拓 / 新規物質開発 |
研究概要 |
新たな複合積層化合物の発展を目指し、主に二つの物質系について物質開発と物性の解明研究を行った。ひとつは新規鉄系高温超伝導体のうち,カルコゲナイド系,FeTe1-xSexに着目し、単結晶を用いて125Te-NMR研究からその磁気揺らぎの詳細を明らかにした。もうひとつはSrCo2P2とその周辺物質ついて遍歴強磁性量子臨界点近傍の物性研究をい、SrCo2P2における強磁場磁化過程から60 Tでメタ磁性転移を発見し、またSrをCaに置換することでメタ磁性転移磁場低下する強磁性量子臨界点に近づく振る舞いを明らかにした。 これらの結果は擬二次元積層化合物における遍歴電子磁性の統一的理解に大きく貢献する。
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