研究課題/領域番号 |
23550155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
御崎 洋二 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (90202340)
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連携研究者 |
白旗 崇 愛媛大学, 大学院理工学研究科, 講師 (40360565)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 分子性導体 / 多段階酸化還元 / サイクリックボルタンメトリー / ドナー・アクセプター系分子 / 電子構造 / ドナー-アクセプター系分子 |
研究概要 |
新規ドナー・アクセプター系分子1-5を分子設計・合成し,それらの電気化学的性質,分光学的性質,電子構造を明らかにした。CV法によって電気化学的性質を調べたところ,これらの分子系は多段階の酸化過程と一段階の還元過程を示した。化合物1, 3のIRスペクトルにおけるシアノ基の伸縮振動から、これらの分子は分極構造の寄与が比較的大きいことが示唆された。紫外可視近赤外吸収スペクトルとDFT法に基づく理論計算より、化合物1における900 nmの吸収は分子内電荷移動に基づくことが明らかとなった。1の単結晶試料は10E-5 S/cmの高い伝導性を示し,これは固体中での強い相互作用と分子内電荷移動に起因する。
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