研究課題/領域番号 |
23550175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境関連化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中田 耕 北海道大学, 地球環境科学研究科(研究院), 助教 (90250414)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 硝酸 / 還元 / 電気化学 / 赤外分光法 / 合金電極 / パラジウム / 白金 / ロジウム / 赤外 / 貴金属 / 表面増強 |
研究概要 |
本研究では,Pd,Pt,Rhについて硝酸イオンの吸着状態と硝酸イオン還元活性との関係,スズを修飾した貴金属電極の還元活性向上の理由について考察した.赤外分光法による測定結果から,貴金属電極による硝酸イオン還元の活性種は,単座型に吸着した硝酸イオンであると考えられる.単座型硝酸イオンでは硝酸イオンの酸素に対してプロトン付加が起こりやすいため, N-Oの結合解離を誘起することによって還元が起こるものと考えられる.スズ修飾電極では,活性の増大はスズが硝酸イオンの酸素と相互作用することによってN-Oの結合解離が促進されることに起因するものと考えられる.
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