研究課題/領域番号 |
23550184
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境関連化学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 |
研究代表者 |
小野 大助 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 生物・生活材料研究部, 研究室長 (30416317)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 両親媒性化合物 / 界面活性剤 / 化学分解性 / ジオキソラン / 二疎水基型 / 海水 / 非イオン / 糖 / 二疎水鎖型 |
研究概要 |
海洋事故などに使用する際、環境負荷の低減が期待できるように、親水基に糖を有する分解性非イオン両親媒性化合物の創製とその機能に関する研究を行った。 まず、酒石酸と長鎖ケトンから、1,3-ジオキソラン環を有するタイプ1と、酒石酸とヨードオクタンからエステル型のタイプ2を合成した。 それらの人工海水の界面物性は、一般的な界面活性剤と同等以上であることをあった。重油に対する乳化・分散力は市販の油処理剤と同程度であった。これらの分解性界面活性剤の4週間後の生分解度は60%以上であり、通常型の界面活性剤よりも優れていた。また、重油の生分解性を検討した結果、これらを添加することで生分解性の向上が見られた。
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