研究課題
基盤研究(C)
本研究では、抗菌ペプチドの活性発現における構造の役割について明らかにし、人工抗菌物質開発へと展開するためにシクロデキストリンを利用したモデル化研究を行った。ペプチドではプラス電荷をもつアミノ基がマイナス電荷を帯びている細菌膜脂質と相互作用し、その後に、疎水性基が細菌膜脂質のアルキル鎖と相互作用することで、細菌膜傷害を引き起こす。そこで、種々のアミノ基と疎水性基をシクロデキストリンに導入する合成法を研究した。そして、これら誘導体の活性を調べて考察した。
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