配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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研究概要 |
高い蒸気圧を有する揮発性元素を含んだ新しい化合物を探索する本研究課題において,NaおよびMgを含んだ5つの新規スズ化物と鉛化物(Na2MgX, X=Sn, Pb, Na2Mg3X2, X=Sn,Pb, およびNa4Mg4Sn3)を合成することに成功し,それらの結晶構造や熱電特性を評価した.5つの新規化合物の中でNa2MgSnが,最も高いパワーファクター(1.5×10-3 Wm-1K-2, 300 K)を示した. 揮発性の高いMgを含んだ既知化合物Mg2Siの粉末を,減圧雰囲気下で加熱することで,Mg2Siが分解した後にMgのみが蒸発除去され,多孔質のSi粉末が生成することを明らかにした.
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