研究課題/領域番号 |
23550230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
本多 尚 横浜市立大学, 生命ナノシステム科学研究科, 准教授 (30295505)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 柔粘性結晶 / 柔粘性イオン結晶 / イオン伝導体 / Rotaor結晶 / 固体NMR |
研究成果の概要 |
柔粘性結晶は、柔らかい性質を持った結晶である。結晶が柔らかい性質を示すのは、結晶中で構成粒子が自己拡散運動を起こしているためである。つまり、イオン結晶で柔粘性を示す物質は,固体イオン伝導体材料に応用することができる。しかし、イオン結晶の場合、イオン間相互作用が大きいため分子性結晶に比べ柔粘性結晶があまり多くは発見されていない。そこで、本研究では、電荷中心を離したイオンをデザインし、イオン結晶でありながら分子性結晶に近い相互作用を持つ新領域の柔粘性イオン結晶の開発に取り組んだ。その結果、16種類の新規柔粘性イオン結晶を得た。また、約10-3 S cm-1の大きな伝導度を持つことも示した。
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