研究課題/領域番号 |
23560019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
奥平 幸司 千葉大学, 融合科学研究科(研究院), 准教授 (50202023)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | ナノ構造 / 分子配向 / 界面 / 異方性 / グラフォエピタキシャル / 有機分子薄膜 / 面内異方性 / 有機デバイス / 膜物性 |
研究概要 |
有機デバイスの伝導機構は,用いる有機半導体だけでなく,分子配向に大きく影響している。本研究では,研磨剤等を用いた簡便な手法で作成したしたミクロンサイズの溝構造を持つ基板上,PTFE(Polytetrafluoroethylene膜)を作成し,その軟X線吸収スペクトルの測定から,PTFEが-C-C軸を基板の溝方向に平行に配向していることを見出した。またこの上に作成したペンタセン膜が,面内異方性配向をしていることを,角度分解紫外光電子スペクトルから見出した。また,溝構造がより均一な構造を持つ基板に対して同様の実験を行い,溝間隔がより細か数100nmのほうが,より高い異方性配向を示すことを見出した。
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