研究課題/領域番号 |
23560020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
松田 巌 東京大学, 物性研究所, 准教授 (00343103)
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研究分担者 |
山本 達 東京大学, 物性研究所, 助教 (50554705)
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連携研究者 |
吉信 淳 東京大学, 物性研究所, 教授 (50202403)
D'ANGELO M. Institut des Nanosciences de Paris, Universite Pierre et Marie Curie-Paris 6, Professor
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 酸化物半導体 / 光電子分光 / キャリアダイナミクス / 光起電力 / 光触媒 / 放射光 / レーザー / 時間分解光電子分光 / 半導体表面 / 表面電気伝導 |
研究概要 |
強相関物理や光触媒化学として重要な酸化物半導体表面における電子構造及びキャリアダイナミクスを高分解能角度分解光電子分光とSPring-8 BL07LSUにて開発した時間分解光電子分光で調べた。SrTiO3やZnOの表面は水素吸着や表面欠陥の導入で表面金属化でき、比較的強い電子相関もあった。キャリアダイナミクスは表面光起電力の発生とその緩和過程から研究をした。光触媒のTiO2結晶のナノ粒子ではアナターゼ型構造の方がルチル型よりも光触媒活性が高いことが知られ、その光励起キャリアの寿命を評価したところ前者は後者に比べて約10倍長かった。これは光触媒活性を直接説明する結果である。
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