研究課題/領域番号 |
23560027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薄膜・表面界面物性
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研究機関 | 石巻専修大学 |
研究代表者 |
吉原 章 石巻専修大学, 理工学部, 教授 (40166989)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 磁性薄膜材料 / レーザー分光学 / ブリルアン散乱 / 磁化動力学 / 低温 / 光散乱 / 超常磁性 / Co-Al-O膜 / 低温測定 / スピン波 / 交換相互作用 / 磁気異方性 / 保持力 / 超常磁性磁気散乱 / Co-Al-O / Fe-Al-O / Co-Al-O / 強磁性 |
研究概要 |
ブリルアン散乱による金属磁性膜からの低温磁気光散乱測定を行うために無冷媒冷凍装置とBLS装置を整備した。300K~15Kの温度範囲と2.0kOe~4.5kOeの磁場中で超常磁性Co-Al-Oグラニュラー膜からの磁気散乱測定を行い、強磁性スピン波と類似した磁気散乱スペクトルの観測に成功した。 金属超常磁性膜の磁気散乱スペクトルの定量解析に必要な理論式を導出した。この理論式を用いた解析の結果、150K付近を中心として磁気散乱ピークの振動数と半値幅に異常な温度変化を見いだした。この異常な温度変化は、微粒子磁化の歳差運動と10ps程度の緩和時間を持つ磁化の緩和過程が結合した結果と解釈できる。
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