研究課題/領域番号 |
23560049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 独立行政法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
伊藤 民武 独立行政法人産業技術総合研究所, 健康工学研究部門, 主任研究員 (00351742)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 強結合系 / 蛍光消光増強因子 / 表面増強ラマン散乱 / 表面増強蛍光 / 電磁場増強因子 / プラズモン共鳴 / 表面増強ラマン散乱(SERS) / 弱結合 / 強結合 / 表面増強蛍光(SEF) / プラズモンポラリトン / 超高速脱励起 |
研究概要 |
分子分光法に超高感度性を与えるための手法として金属ナノ粒子2量体間隙に分子を吸着させプラズモン共鳴で分子光学応答を増強させる手法がある。 本研究では増強の標準理論として電磁気学的強結合に着目し検証した。検証は実験で得られた銀ナノ粒子2量体形状、この2量体のプラズモン共鳴、この2量体からの増強スペクトルを強結合モデルで評価することで行った。この結果、ラマンなどのコヒーレント応答の増強は弱電磁結合モデルで定量的に再現できることを示した。蛍光などのインコヒーレント応答については再現できない場合があることを示し、その原因は増強放射遷移速度が分子内電子緩和速度を超えるためであることを明らかにした。
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