研究課題/領域番号 |
23560052
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
田中 之博 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (00281791)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | フォノニック結晶 / 導波路モード / 弾性波 / 分散関係 / 周波数ギャップ / バンド構造 / くさび / 音響波 / バンドギャップ |
研究概要 |
我々は、無フォノン環境を可能にする3次元フォノニック結晶と、厚さが冪関数で変化するくさび型導波路における音響波エッジモードの解析を行った。3次元フォノニック結晶は、面心立方構造と六方最密構造をもつ人工オパールを想定し、FDTD法を用いて分散関係を計算した。その結果、どちらの構造においても、バンドギャップが出現した。しかし、オパールを形成するシリカ球同士の結合度合を大きくすると、そのギャップは消失する。厚さが冪関数で変化する楔型導波路においては、冪の増加とともに、弾性波が楔の先端部分に強く局在するようになり、その滞在時間が増加する。この結果は、高効率の導波路モード実現のためには有効な情報である。
|