研究課題/領域番号 |
23560055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
宮丸 広幸 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80243187)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 放射線計測 / 中性子 / 比例計数管 / エネルギースペクトル / デジタル処理 |
研究成果の概要 |
近年注目されている医療用中性子の計測のため、本研究では円筒形の比例計数管の内部にホウ素粉末を含有した薄い板を軸方向に複数枚並べた特徴ある検出器を開発した。設計段階の多数のシミュレーションの結果、中性子のエネルギーの違いが管内部に細かく区分けされた各領域における検出率の差として現れることが分かった。また、この測定結果に対しベイズ推定法を適用することで中性子のエネルギー分布が推定できることを明らかした。さらにホウ素濃度に勾配を付けると応答特性が改善し高い領域の中性子検出に有効であった。この検出器とベイズ推定法を組み合わせることで広いエネルギー範囲の中性子の測定が可能になることが示された。
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