研究課題/領域番号 |
23560109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 徳山工業高等専門学校 |
研究代表者 |
西村 太志 徳山工業高等専門学校, 機械電気工学科, 教授 (70189314)
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研究分担者 |
森野 数博 呉工業高等専門学校, その他部局等, その他 (90099870)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
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キーワード | 球状黒鉛鋳鉄 / ラジカル窒化 / 高サイクル疲労 / 疲労強度 / 耐摩耗性 / 疲労 / 残留応力 / 硬さ / 摩耗特性 |
研究概要 |
本研究では高強度・高じん性であり、静的特性に優れている球状黒鉛鋳鉄に対してラジカル窒化を適用し、疲労強度、耐摩耗性向上を実現し、高強度で高信頼性を有する球状黒鉛鋳鉄を開発することを目的に研究を行った。二種類の条件でラジカル窒化を施した結果、いずれの条件においても球状黒鉛鋳鉄の疲労強度改善方策としてラジカル窒化が効果的であり、鋳放し材に比べて疲労強度が向上することが明らかとなった。また、ラジカル窒化を施すことによる耐摩耗性の低下もほとんど見られなかった。球状黒鉛鋳鉄においては表面に2μm程度の化合物層を生成するラジカル窒化が、疲労強度、耐摩耗性を兼ね備えた条件であることが明らかとなった。
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