研究課題
基盤研究(C)
本研究は,気液二相を利用したデバイスを対象とし,マイクロ流路(水力学相当径で0.5 mm以下)内に存在する特異点が気液二相流の流動特性に及ぼす影響を明らかにすることを目的として実施した.具体的には, (1) 特異点による単相流および二相流の圧力損失の評価法の確立,(2) 特異点の存在による気液の流動形態の変化の調査,をした.供試特異点として,180°曲がり(曲率半径2種類),急縮小および急拡大(縮小比および拡大比を2種類)を採用した.最終的に、システムの配管設計で必要となる圧力損失の評価法に関し,液物性値と曲率半径および縮小比(拡大比)の影響を考慮した各特異点についての損失の評価法を確立した。
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混相流
巻: vol.26, No. 5 ページ: 595-602
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Multiphase Science and Technology
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