研究課題/領域番号 |
23560203
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
加藤 健司 大阪市立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10177438)
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研究分担者 |
脇本 辰郎 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (10254385)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 表面・界面物性 / 接触角 / 動的ぬれ / 毛細管 / マイクロマシン / 動的ぬれ挙動 / 壁面欠陥 / 接触線 |
研究概要 |
毛細管内流れ,2次元メニスカスならびに軸対称液滴の運動を対象に,接触線の速度に依存する接触角の測定を行った.その結果,1mm程度の接触線の曲率は,動的ぬれ挙動に影響を及ぼさないことを示した.接触角の実験結果は,キャピラリ数のみでは整理できない.壁面のあらさなどの欠陥が,動的ぬれ挙動に重要な影響を与えると考えられる. 壁面に周囲よりぬれやすい欠陥がある場合について,欠陥を通過する接触線の挙動を数値計算より求めた.接触線の変形に伴う仕事量は速度とともに増加する.系のエネルギー平衡条件から決定される巨視的接触角に対し,変形仕事が無視できない影響を及ぼすことを示した.
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