研究課題/領域番号 |
23560221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
多田 幸生 金沢大学, 機械工学系, 准教授 (20179708)
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研究分担者 |
瀧本 昭 金沢大学, 機械工学系, 教授 (20019780)
大西 元 金沢大学, 機械工学系, 助教 (80334762)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 凍結 / 超音波振動 / 過冷却 / 氷晶形成 / 食品 |
研究概要 |
超音波振動を利用した食品の高品質冷凍技術の開発を目的に,超音波振動が水の過冷却と氷晶形成に及ぼす影響を実験的・理論的に追究した.超音波振動を高出力で付与した場合には過冷却の解除効果が顕在化するが,低出力で照射した場合には弱い過冷却の促進効果が見出された.また,超音波振動の振幅に20~25kHzの周期的な変動を付与することで過冷却促進効果が若干向上する結果を得た.さらに変動磁場の併用による促進効果が示された.また,分子動力学計算を行い,水分子に交番電場による攪乱を付与することで,氷晶成長の遅れを誘起できる可能性が示された.以上により,外部力を利用した食品の高品質冷凍技術の開発の基礎が得られた.
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