研究課題
基盤研究(C)
道路面から衝撃を与え、発生する振動を道路面に設置したセンサーで検知することにより橋梁のUリブに発生するき裂を検知できるシステムの開発を目指した。衝撃は加速度センサーで計測し、打撃点からの衝撃がき裂で反射または透過してセンサーに入射する位置にセンサーを配置することが検出精度を高める上で必要であることが分かった。シミュレーションでは、衝撃波が鋼床版およびアスファルト層を伝播し、鋼床版に生じたき裂によって反射し、センサーに入射する様子を明確に示すことができた。センサーで検知した信号からウェーブレット解析により、縦波を抽出し、RMS値で評価することによりき裂で反射した波を検出できることが分かった。
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