研究課題
基盤研究(C)
本研究では、複数のY系テープ線を束ねた集合導体で作製した複数のパンケーキコイルをトロイダル配置する場合と、1本のY系テープ線で作製した複数のパンケーキコイルを並列接続してトロイダル配置する場合の電流分布を解析と実験で評価し、偏流現象の原因および大電流容量化への設計指針について検討した。その結果、複数のテープ線を束ねる場合、テープ線間の距離が小さいため、製作誤差に伴う各テープ線の自己インダクタンスの変化が偏流現象に大きく影響することがわかった、このため、Y系テープ線を用いた大電流容量トロイダルコイルを設計する場合は、単線で作製したパンケーキコイルを並列接続してトロイダル配置する方法が有効である。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
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