研究課題/領域番号 |
23560371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 千葉工業大学 |
研究代表者 |
脇田 和樹 千葉工業大学, 工学部, 教授 (80201151)
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研究分担者 |
三村 功次郎 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (40305652)
沈 用球 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 助教 (20336803)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 光第二高調波 / タリウム系化合物 / 構造相転移 / ナノ変調構造 / 強誘電相 / ナノ材料 / コメンシュレート相 / インコメンシュレート相 / TlInS2 / TlInSe2 / 電子・電気材料 / 応用工学・量子光光学 / 共焦点顕微鏡 / マイクロマシン / 国際情報交流 |
研究概要 |
TlMeX2 (Me=In,Ga, X=S,Se,Te)の光第二高調波(SHG)信号の温度特性から構造相転移について考察した。SHG信号の温度依存性の測定により層状Tl系化合物のTlInS2、TlGaSe2では低温度の中心対称性が欠落する強誘電相に対応する温度領域で強いSHG信号が観測された。鎖状Tl系化合物では理論ではSHG信号の発生しない温度領域においてSHG信号が発生した。SHG信号の発生する温度は相転移の指標となることから、新しい相転移の可能性がある。 最後にTlInS2結晶の偏光特性の測定し強誘電相における結晶構造の空間群がC3,2であることを確認した。
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