研究課題/領域番号 |
23560373
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電子・電気材料工学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
平井 直志 早稲田大学, 理工学術院, 講師 (30329122)
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研究分担者 |
大木 義路 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70103611)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 化学発光 / 生分解性高分子 / 酸化防止剤 / 難燃剤 / 酸化誘導期間 / 金属水酸化物 / 放射線 / 熱劣化 / 引張破断伸び / 添加剤 / カルボニル基 / 走査型プローブ顕微鏡 / 酸化誘導時間 |
研究概要 |
構造中にカルボニル基を持つ生分解性高分子の化学発光(CL)挙動はポリエチレン(PE)等と同様の傾向を示すことより、構造中のカルボニル基はCLを呈さないことがわかった。低密度(LD)PE中に含まれるシラン架橋剤やチオビス系酸化防止剤は固有のCLを示さないが、エチレンプロピレンゴム(EPR)中に含まれるイオウ系酸化防止剤、ハロゲン系難燃剤、金属水酸化物、耐放射線性付与剤、イオントラッパー等はCLを呈することがわかった。さらに、EPRのCL挙動はLDPEや生分解性高分子とは異なり、これは、含まれる難燃剤によるものと思われる。以上より、CL測定は高分子材料の酸化評価法として有用な手法である。
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