研究課題/領域番号 |
23560493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
安倍 正人 岩手大学, 工学部, 教授 (00159443)
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連携研究者 |
佐藤 雅弘 富山大学, 大学院理工学研究科, 教授 (90132563)
永田 仁史 岩手大学, 工学部, 准教授 (40301030)
藤岡 豊太 岩手大学, 工学部, 助教 (60292174)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 信号処理 / 複数センサ / 非破壊診断 / 遺伝的アルゴリズム / FDTD法 / 大規模コンクリート構造体 / 指向性合成 / 音響 |
研究概要 |
本研究は、防波堤として用いられているケーソンを対象に、複数のセンサと小型インパルスハンマを用い、打撃により発生した振動が欠陥から反射して返ってきた波を解析し、反射波の到来時刻から欠陥の位置を推定する方法である。ケーソンは複雑な構造をしているため、従来、実験結果を見ただけでは、正しい結果かどうか判断できなかった。そこで、有限要素法の一種であるFDTD法をケーソン解析に適用し、実験結果と照合する方法を確立した。この結果、実測値はFDTD法の結果とほぼ同じになることを示し、正しく欠陥の位置を推定できることが確かめられた。更に、遺伝的アルゴリズムを改良し、計算時間を約1/30に減少することができた。
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