研究課題/領域番号 |
23560496
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 福島大学 |
研究代表者 |
山口 克彦 福島大学, 共生システム理工学類, 教授 (30251143)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 構造材料 / 経年劣化 / 非破壊検査 / 磁気測定 / Ni基合金 / 超音波干渉 / 微小磁性体 / 計測工学 / 金属物性 / 磁性 / 試料振動型磁力計 |
研究概要 |
構造材料として広く用いられているNi基合金の劣化を初期段階で検出するために超音波干渉VSMという新しい磁気的非破壊検査手法の開発を行った。これは劣化部位に微小な磁性体が生じることを利用して、特定部位の磁気特性の変化を検出できる装置である。試作機により、異なる2つの周波数をもつ超音波の交叉領域にある微小磁性体の磁気特性を測定することに成功した。 また劣化度合いと磁気特性の関連性を明らかにするために、モンテカルロシミュレーションを行い、保持力と残留磁化が劣化により生じる微小磁性体の分布とよく対応していることを示した。 以上から、劣化診断として超音波干渉VSMが有効であると示すことができた。
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