研究課題
基盤研究(C)
現在,鋼道路橋の疲労設計に用いられている指針では,疲労設計用衝撃係数として道路橋示方書における規定の1/2の値を用いてよいとされている.その根拠として既往の実験結果を示しているが,この値が適切に疲労損傷度に対する動的効果を考慮しているかは必ずしも明確ではない.そこで,本研究では,単一走行車両による動的応答解析とモンテカルロシミュレーションを組み合わせた疲労設計用衝撃係数算定法を用いて,支間長,路面状態,車両速度,車両モデルの違いによる衝撃係数の変化を明らかにし,振動数比の関数として定式化された新たな疲労設計用衝撃係数を提案した.
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鋼構造年次論文報告集
巻: 第20巻 ページ: 545-550