研究課題/領域番号 |
23560576
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 宮城大学 |
研究代表者 |
上島 照幸 宮城大学, 食産業学部, 教授 (90371418)
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研究分担者 |
塩尻 弘雄 日本大学, 理工学部, 教授 (20267024)
仲村 成貴 日本大学, 理工学部, 准教授 (80328690)
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連携研究者 |
金澤 健司 電力中央研究所, 地球工学研究所, 上席研究員 (00371435)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 常時微動 / 地震動 / 長期継続観測 / アーチダム / 卓越振動数 / 構造健全性モニタリング / 振動特性の常時変動 / 振動特性の地震時変動 / 常時変動 / 地震時変動 / 常時微動・地震動 / 振動特性 / 経時変動 / 有限要素法解析 / 構造健全性診断 |
研究概要 |
高経年化したアーチダムを観測対象とし卓越振動数とその経時変動・地震時変動を把握することを目的として微動・地震動の長期継続観測を実施した.微動・地震動の観測データの分析から;1)常時微動による卓越振動数のモニタリングによってアーチダムの構造健全性が評価できること,2)東北地方太平洋沖地震とその後の大規模余震群を経てもダムの構造健全性が維持されていたことを卓越振動数という数値によって客観的に提示できたこと,3)卓越振動数が変化していないことは構造健全性の維持確認に加えて地震荷重が不変である確認にもなっており,地震後における耐震性検討が不要であることを示していること,など重要な諸点が明らかになった.
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