研究課題/領域番号 |
23560672
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
藤谷 秀雄 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10344011)
|
研究分担者 |
向井 洋一 神戸大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70252616)
佐藤 栄児 防災科学技術研究所, 研究員 (60343761)
伊藤 麻衣 神戸大学, 大学院工学研究科, 助教 (90647421)
|
研究期間 (年度) |
2011 – 2013
|
研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 免震構造 / パルス性地震動 / 長周期地震動 / MR慣性質量ダンパー / パッシブ制御 / セミアクティブ制御 / 変位制御 / 加速度抑制 / 回転慣性MRダンパー / 回転慣性固定方式 / 擁壁衝突 / パルス性地震動と長周期地震動 |
研究概要 |
パルス性地震動と長周期地震動に対する免震構造の安全性と機能性を高めるために、床応答加速度と応答変位を低減することを目的とした。磁気粘性流体(MR流体)を用いて粘性を可変にできる回転慣性質量ダンパー(MR回転慣性質量ダンパー)を製作し、解析およびリアルタイムハイブリッド実験によって、制御効果を検証した。 セミアクティブ制御により、標準的な入力地震動の他、断層近傍のパルス性地震動や長周期地震動など建築基準法の水準を超える多様な地震動に対して、最大床応答加速度を平均6%程度、最大応答変位を平均28%程度低減するなど、床応答加速度を抑制しながら、免震層の応答変位を低減できることが明らかになった。
|