研究課題/領域番号 |
23560694
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小椋 大輔 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60283868)
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研究分担者 |
鉾井 修一 京都大学, 工学研究科, 教授 (80111938)
安福 勝 近畿大学, 建築学部, 講師 (20581739)
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連携研究者 |
安福 勝 近畿大学, 建築学部, 講師 (20581739)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 古墳壁画 / 保存 / 公開 / 劣化 / 結露 / 温湿度 / 見え方 / 塩析出 / 塩 |
研究概要 |
本研究の目的は、装飾古墳の石室内壁画の保存と公開を考慮した環境制御手法の構築のための基盤技術を作成することにある。まず、入室を行って見学を行う釜尾古墳を対象として、顔料流出の原因として懸念される結露発生の主要因を空気流動解析により明らかにし、その対策を提案した。次に濡れによる装飾の見え方の変化を明らかにするために、水膜を介した石材と顔料の間での多重反射を考慮した見え方の予測モデルを提案し、弁柄が濡れにより彩度が低下する理由を明らかにした。また、劣化原因の一つである塩害を検討するため、塩溶液の濃度と塩の結晶化の度合いを考慮して塩が含まれる材料の平衡含水率を予測するモデルを提案し妥当性を確認した。
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