研究課題/領域番号 |
23560706
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築環境・設備
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
東 賢一 近畿大学, 医学部, 講師 (80469246)
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研究分担者 |
川井 秀一 京都大学, 生存圏研究所, 教授 (00135609)
甲田 勝康 近畿大学, 医学部, 准教授 (60273182)
仲村 匡司 京都大学, 農学研究科, 准教授 (10227936)
辻野 喜夫 大阪府環境農林水産総合研究所, 環境情報部, 研究員 (80503953)
萬羽 郁子 近畿大学, 医学部, 助教 (20465470)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 居住空間 / 室内環境 / スギ / 心理 / 生理 / 臭気 / 視覚 / ストレス / スギ材 / 睡眠 / 疲労回復 |
研究概要 |
計算作業後の疲労回復では、スギ無垢材で内装を施した実験室では対照室に比べて疲労感の回復が早く、木材の「見え」と「匂い」の相乗効果が示唆された。枕元にスギ材を設置したところ、設置なしの条件に比べて主観評価による睡眠の質が向上した。スギ材の加工形状等による視覚影響では、単純縞パターンは視覚ストレスとはなりにくいことが示唆された。木材の匂いによる脳の賦活化を近赤外法で評価し、本法による新たなヒトへの評価法の可能性が示唆された。本研究では、スギ材のヒトに対するポジティブな影響は、心理的な効果(主観による知覚・認識)を中心に穏やかな影響が観察され、視覚効果と相まってその効果が増強される場合も散見された。
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