研究課題
基盤研究(C)
室内空気中に浮遊する細菌のヒトへの健康影響リスクを検討するために、空気中の浮遊細菌濃度とともに細菌の種類と構成比率を分子生物学的方法により調べた。その結果、浮遊細菌の構成比率は場所および季節によって大きく異なり、在室者の多い部屋では皮膚常在細菌が常に複数検出されたことが特徴的であった。一方、感染事例報告のある細菌種の検出数は解析した細菌全体の1割程度であり、これらの室内での浮遊細菌からの感染リスクは低いと考えられた。
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室内環境
巻: 19 ページ: 99-110
クリーンテクノロジー
巻: 24 ページ: 33-37