研究課題/領域番号 |
23560763
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田路 貴浩 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (50287885)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 建築論 / 森田慶一 / 分離派建築会 / エウパリノス / ポール・ヴァレリー / ヴォリンガー / 建築思潮 / 制作論 / ゴシック / ヴォーリンガー / ヴァレリー |
研究成果の概要 |
森田は「建築とは何か」という問いを建築論の根本課題とし、晩年の『建築論』に至るまで思索を続けた。その基盤となったのがウィトルウィウス建築書の研究であり、古典主義的建築論であり、森田はプラトン主義的本質論として建築論を構想していた。しかし、森田はヴォリンガーのゴシック建築論にも関心を寄せたが、ヴォリンガーはそこで制作の主体の問題を論じていた。また、森田が座右の書としたヴァレリー「エウパリノス」は、古典主義的でありつつ反イデア論的立場に立つ制作論である。本研究では、森田慶一の建築論を本質論から制作論への再構成に向けて、これらの手がかりを発見することができた。
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