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日本と英国の田園住宅地で実践された住宅改善の事業・思想に関する比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 23560774
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 建築史・意匠
研究機関日本大学

研究代表者

藤谷 陽悦  日本大学, 生産工学部, 教授 (60120549)

研究期間 (年度) 2011 – 2013
研究課題ステータス 中途終了 (2011年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2011年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードイギリス
研究概要

事業計画書で立ち上げた調査内容は以下の項目である。(1)ロンドンの公共資料館、図書館で公営住宅機関に関する史料調査を行う。 (2)各史料館における史料入手(事業報告書、仕事書、当時の地図類、雑誌事項、人文広告、景観写真等) (3)レッチワースにおける住宅地調査このうちイギリスについては、Letchworth-cheap housing exhibitionの史料解読と住宅地計画に精力を傾けた。そのため住宅展覧会の内容については個々のレベルまでその展示物の内容が明らかになりつつある状況にあるものの、それらの展示物が具体的に、現存するのか、否かも含めて、さらに掘り下げて調査を進めて行く必要があるであろう。学会等への研究実績の公開は、その後のことと考えており、もう少し時間をかけて検討したい。日本における住宅改善思想についての研究は、既住発表論文の整理が主体である。これまでの日本の戦前期に於いて実地された展覧会について、リスト化し、グラフなどを使ってヴィジュアルな形で整理を進めたいと考えている。しかしながら、Letchworth-cheap housing exhibitionとこれまで日本で実地された住宅改善衛生思想の展覧会の関連性については、具体的な特色を検討する領域としては発表のレベルまで達していない。さらに資料収集を積み重ね、個々の住宅展覧会の内容を分析し、日本とイギリスの相互比較に検討を加えながら発表の方法を考察したい。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

病気、加療のため。

今後の研究の推進方策

初年時事業計画書<研究目的>で記したように、現地=イギリス-Letchworth-を主体した調書は2年次を中心に考えている。住宅地における調査項目は、(1)レッチワースで建設された住宅すべて(一軒一軒)を明らかにする。建設年・設計者・間取り、外観デザイン・庭園・付帯設備・家具など。 (2)レッチワースで開催された2つの展覧会(テープ・コッテイジ住宅展覧会及びテープ・コッテイジ展覧会)の展示物の内容を明らかにする。 (3)レッチワースの労働者住宅(コモン・ビュー)の住宅改善を検証する。 (4)建築規約によるレッチワースの公共空間・衛生思想を明らかにする。 (5)レッチワースの都市デザイン(配置・街路・レイアウト)を明らかにする。 (6)レッチワースの工業施設(工場・インフラなど)を明らかにする。である。レッチワースでの研究期間中はにおいては、主にレッチワースで開催された「チープ・コッテイジ住宅展」について調査し、それらの住宅の拾党の配置、部屋の間取り、住宅の設備、外観デザイン、設計者の履歴などについて調べて内容を明らかにする。

次年度の研究費の使用計画

国内研究調査旅費、外国研究調査旅費、謝金等-提供資料の閲覧、論文投稿複写費。

報告書

(1件)
  • 2011 実施状況報告書

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公開日: 2011-08-05   更新日: 2019-07-29  

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