研究課題/領域番号 |
23560775
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 文化学園大学 |
研究代表者 |
安野 彰 文化学園大学, 造形学部, 准教授 (30339494)
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研究分担者 |
内田 青蔵 神奈川大学, 工学部, 教授 (30277686)
勝木 祐仁 日本工業大学, 工学部, 准教授 (00508989)
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研究協力者 |
須崎 文代
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2011年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 衛生 / 住宅 / 暖房 / 換気 / 明治 / 建具 / 大正 / 障子 / 設備 / 邸宅 |
研究成果の概要 |
各種文献の記述や遺構の分析から以下の事柄ほかを見いだした。 1、幕末から明治中期までは、高燥の地、採光と通風、床下の乾燥、寝台、暖炉による換気等が重視され、日本家屋や紙障子の換気性能が高く評価された。2、洋式暖房器具の和室での利用は、明治20年頃までに暖炉の造作が確認され、明治30年代を中心に、和室向けストーブの開発で、上流家庭の和室でも普及する。3、和室主要居室に硝子障子が目立つように成るのは、明治30年代半ば頃で、それまでは、浴室、風が強い側等で先行する傾向にあった。4、色彩は、明治初頭に明るさが、後に庭との調和などが重視され、明治末以降は、居住者の心理的な影響を踏まえるようになった。
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