研究課題
基盤研究(C)
Au4Mn規則合金の「正の圧力効果」に関する電子論的な検証を行った.その結果,以下の成果が得られた.(1)X線磁気円二色性でAu原子の磁気分極を,粉末X線回折で格子定数の圧力変化を測定した.高圧下のAu4Mn規則合金で起こる相転移は同型相転移(Isomorphic phase transition,結晶対称性は不変の相転移)という特異な現象であることが分かった.(2)低温及び高温での高圧下電気抵抗測定から,圧力一定の下での相転移温度を求め,更に相転移温度の圧力変化を追跡して,磁気相図を作成した.(3)Au4Mn合金の単結晶試料の育成に成功した.
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