研究課題/領域番号 |
23560790
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
鈴木 進補 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10437345)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 不純物拡散 / 相互拡散 / Darken / シアーセル / 合金 / 液体 / 拡散係数 / Manning / Pb-Sn / 拡散 / 融体 / 金属 |
研究概要 |
本研究は,シアーセルと安定密度配置を用いて液体金属中の不純物拡散係数および相互拡散係数の高精度測定を行い,拡散メカニズムを明らかにすることを目的とした.液体Sn中のPb,In,SbおよびAgの不純物拡散実験(573K)およびSn-Pb合金の相互拡散実験(773K)を行った.不純物拡散実験の結果から,溶質元素の原子半径比が小さく,溶媒に対する溶質元素の親和性が高くなる程、拡散係数Dが大きくなる傾向があることを原子半径比および熱力学因子を用いて定量的に確認した.相互拡散実験の結果から,合金元素濃度が5at%程度であれば,相互拡散係数の実験値はDarken式による理論値と一致することを明らかにした.
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