研究課題
基盤研究(C)
本研究は、CFRP積層板に内在する衝撃損傷を、一箇所のみに配置した圧電アレイ素子を用いて検出・位置同定することが可能な損傷モニタリングシステムを開発することを目的としている。特定のラム波に対して顕著な指向性を有する複数の圧電素子を放射状に配列させたセンサ網およびラム波励起用の発信素子からなる圧電アレイ素子を設計し、CFRP積層板およびアルミニウム板上に設置してアクティブセンシング試験を実施した。各圧電素子で検出された損傷からの反射エコー振幅を比較し、また反射エコーの到達時間を計測することによって、損傷検出およびその2次元位置を同定する手法を開発することができた。
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すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (8件) (うち招待講演 1件)
JCCM-3講演論文集
ページ: 626-628