研究課題/領域番号 |
23560831
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
門前 亮一 金沢大学, 機械工学系, 教授 (20166466)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | Cu-Ni-P系合金 / ナノ組織制御 / 極低温圧延 / 変形双晶 / 転位密度 / 高導電性合金 / ARB |
研究概要 |
仕上げに60%冷間圧延を行なう加工熱処理を施したCu-1.0%Ni-0.2%P 合金及びNiの一部をFeで置換したCu-Ni-Fe-P合金の強度へのFeの影響を調査した.Cu-0.8%Ni-0.2%Fe-0.2%P合金(0.2Fe)の0.2%耐力及び引張強さが最も高く,それぞれ660MPa,700MPaであり,従来のCu-Ni-P系合金より強度の高い合金を作製できた.加工熱処理の最後に80%極低温圧延を0.2Fe合金に適用した結果,耐力700MPa,引張強さ740MPaであり,さらに強度が増加した.これは転位密度と変形双晶密度がより高いことに起因する.
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