研究課題/領域番号 |
23560881
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 仙台高等専門学校 |
研究代表者 |
渡邊 陽一 仙台高等専門学校, マテリアル環境工学科, 客員教授 (60515154)
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研究分担者 |
熊谷 進 仙台高等専門学校, マテリアル環境工学科, 准教授 (30390389)
浅田 格 仙台高等専門学校, マテリアル環境工学科, 教授 (20300519)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 表面改質 / 鉄鋼 / 浸炭窒化 / 窒素 / DLC / 炭窒化物 |
研究概要 |
高濃度窒素を侵入させる浸炭窒化用のクロムモリブデン鋼を用いて,真空浸炭窒化焼入れによるマルテンサイト変態処理とDLC成膜処理を組み合わせた複合表面改質の研究を行った.まず,0.41~0.55%の窒素を侵入させた真空浸炭窒化後の焼入れによって,微細なCrN,γ'Fe4N,およびセメンタイトの析出を伴った窒素固溶した微細マルテンサイトと残留オーステナイトの混合組織が得られた.この組織を下地に,イオンビーム法ならびにプラズマCVD法によってDLC被膜処理や窒素イオン注入処理を行い,面圧疲れ試験を実施した.その結果,ヘルツ面圧が4.2GPaの高負荷条件で,優れた耐ピッチング性を有することが判明した.
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