研究課題/領域番号 |
23560886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
出村 雅彦 独立行政法人物質・材料研究機構, 水素利用材料ユニット, 主任研究員 (10354177)
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研究分担者 |
井 誠一郎 独立行政法人物質・材料研究機構, 元素戦略材料センター, 主任研究員 (60435146)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2011年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 結晶・組織制御 / 再結晶・粒成長集合組織 / 金属間化合物 / ニッケルアルミナイド / 強圧延 / 単結晶 / 結晶方位解析 / 複相 / 集合組織 / 再結晶・粒成長 |
研究概要 |
強冷間圧延したニッケルアルミナイド単結晶では、熱処理の過程で結晶方位(結晶の向き)が一時的に分散化するものの、最終的には元に戻る興味深い現象(集合組織記憶効果)が現れる。しかし、ニッケルアルミナイドニッケルi固溶体に整合析出した複相合金ではこの現象は起こらない。本研究では、複相合金に加え、ニッケル固溶体でも集合組織記憶効果が発現しないことを突き止めた。さらに電子顕微鏡を用いた詳細な解析から、集合組織記憶効果が発現するために、圧延変形で歪みが十分蓄積されること、粒界の移動を邪魔する異相界面等の障害がないことが必要であることを明らかにした。
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