研究課題/領域番号 |
23560899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
鳥塚 史郎 独立行政法人物質・材料研究機構, その他部局等, 材料創製・加工ステーションステーション長 (60354271)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | SUS304 / 準安定オーステナイト / 結晶粒微細化 / 温間加工 / 高降伏点化 / 高降伏点 / 結晶粒超微細化 / 非磁性 / SUS304 |
研究概要 |
温間加工によってマルテンサイト変態が抑制された状態で、高降伏点化できることを明らかにした。500℃で圧延を行った材料の透磁率は1.015であり、非磁性といえた。また、結晶組織も極めて微細であった。圧延方法は、我々が開発した連続温間圧延機を用いて、本線材は、初期直径6mmから約直径3mmまで圧延された。磁石に着くことがなく非磁性であった。TS=1020MPa, 全伸び18%、絞り74%を得た。この結果、通常のSUS304鋼の3倍の降伏強さを得たことになる。以上のことより、温間強加工によって、非磁性・高降伏点SUS304オーステナイト線材開発の可能性を明らかにした。
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