研究課題/領域番号 |
23560911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
後藤 健彦 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (10274127)
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研究分担者 |
迫原 修治 広島大学, 大学院工学研究院, 教授 (80108232)
飯澤 孝司 広島大学, 大学院工学研究院, 准教授 (60130902)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2011年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 高分子ゲル / 感温性高分子 / イオン性高分子 / 吸着・脱着 / 親疎水転移 / 金属イオン / レアメタル回収 / 高分子吸着材 / イオン性相互作用 / 配位結合 / 再利用 / N-イソプロピルアクリルアミド / イオン性感温性ゲル / 吸着分離 / 高分子網目 / 選択吸着 / イオン半径 / アクリル酸 |
研究概要 |
金属イオン吸着剤として感温性のN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)とイオン性のアクリル酸(AAC)を共重合したイオン性感温性ゲルを合成したが、カルボキシル基と金属イオン間の相互作用が強いため脱着割合が小さく、温度応答性も低下することが判った。そこで、金属イオンとの相互作用がAACよりも弱いポリビニルアルコール (PVA)とNIPAMを用い、セミ-IPN(準相互侵入網目)構造のゲルを合成したところNIPAMゲルとほぼ同じ転移挙動を示し、AAC共重合ゲルの脱着割合(約20 %)より高い脱着割合(約40-60 %)を示す、再生可能な感温性金属イオン吸着剤を合成することができた。
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