研究課題
基盤研究(C)
米由来タンパク質から歯周病菌、日和見感染真菌、ニキビ菌などのヒト病原菌に対して抗菌性を示す6種類のペプチドを見出した。これらのペプチドを構成するアルギニンやリジンなどの塩基性アミノ酸が抗菌活性を発揮するために重要であることが明かとなった。また、抗菌作用機構を細胞膜への作用とタンパク質合成の阻害に分けて検討した結果、2種類のペプチドは細胞膜を破壊することによって抗菌性を発揮することがわかった。したがって、これらの米由来ペプチドはヒトの疾病を予防するための医薬品や食品の素材として有用であることが判明した。
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