研究課題/領域番号 |
23560951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
松下 琢 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (10209538)
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研究分担者 |
松本 陽子 崇城大学, 生物生命学部, 教授 (00133562)
石田 誠一 国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (10270505)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2011年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 三次元培養 / がん細胞 / 薬剤耐性 / 肝細胞 / ハイブリッドリポソーム / スクリーニング / 薬剤耐性克服薬 / 薬物排出活性 / MDR1 / ドキソルビシン / DMPC |
研究概要 |
がんには、制がん剤を使って治療を続けるうちに、細胞の薬物排出活性の亢進による薬剤耐性を獲得するケースがあり、この薬剤耐性の克服は、がん治療の大きな課題となっている。 そこで本研究では、これまで研究代表者らが研究してきた正常肝細胞の三次元培養技術を肝がん細胞に適用し、薬剤耐性などのがん細胞の諸性質を生体外で発現させることを試みた。結果として、通常用いられる96ウェル培養プレートを用いて、肝がん細胞(HepG2)の三次元培養を利用した新規アッセイ系の開発に成功した。また、このアッセイ系を利用して、脂質分子とミセル分子から成るハイブリッドリポソームが、薬剤耐性克服薬として有効であることを見出した。
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