研究課題/領域番号 |
23560969
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
船舶海洋工学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
段 智久 神戸大学, 海事科学研究科(研究院), 教授 (80314516)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 舶用機関 / ディーゼルエンジン / 船舶燃料 / ジメチルエーテル / 燃焼性改善 / 環境保全 / 動粘度 / エンジン / 排ガス / 燃焼特性改善 / 代替燃料 / 重油 / 環境対応 / 大気汚染防止・対策 / 動粘度計測 / 舶用燃料 / 揮発性液体動粘度測定 |
研究概要 |
本研究課題は、現在船舶のエンジン燃料として主に使用されている重油に、液化したジメチルエーテル(DME)を混合することで特性改善をし、排ガスの低公害化を図るものである。初年度は揮発性を有する混合燃料の動粘度計測手法を確立し、液化DME混合重油の動粘度を計測した。その結果、混合燃料の動粘度はDMEを混合すると指数関数的に低下するという知見を得た。2年目および最終年度は、液化DMEを重質な燃料に溶解させる手法を確立し、実エンジンにおける性能試験を行った。その結果、DMEを混合することで不完全燃焼成分(CO、HC、PM)は大幅に低減でき、条件によっては機関熱効率が向上することを明らかにした。
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