研究課題
基盤研究(C)
軽質ASRに含まれるプラスチックは主にウレタン、ポリプロピレン、ABS樹脂などの軽質プラスチックである。本研究では、これらのプラスチックに対して有機溶媒を用いた油化実験を行った。実験装置にはポータブルリアクター(容器サイズ:120ml)を用いた。実験は有機溶剤(エンジンオイル)49.75 gとプラスチック試料0.25gを混合し、撹拌羽根の回転数を600rpmに設定してバッチ式で行った。その結果、ウレタンとポリプロピレンはエンジンオイルの中で250℃で10分間加熱すると全て溶解することが分かった。なお、ABS樹脂は300℃で10分間加熱してもほとんど溶解しなかった。
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東北公益文科大学総合研究論集
巻: 22巻 ページ: 173-193
120005669994
巻: 22 ページ: 173-193