研究課題/領域番号 |
23561016
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
大澤 孝明 近畿大学, 理工学部, 教授 (10038028)
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研究期間 (年度) |
2011 – 2013
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2011年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 加速器駆動未臨界炉 / 遅発中性子 / 核データ / アクチニド核種 / 核分裂収率 / 遅発中性子放出確率 / 先行核 / 加速器駆動炉 / 遅発中性子収率 / 入射エネルギー依存性 / 原子力エネルギー / 動特性 |
研究概要 |
加速器駆動未臨界炉(ADS)の時間的挙動を解析するために必要な、多種のアクチニド核種の遅発中性子データの評価研究を行い、次の結果を得た。(1) 核分裂収率を固定して計算した場合、核種による遅発中性子収率の変化は、実験データと同じく指数関数型傾向を示す。(2)遅発中性子放出確率として2種類のデータセットを用いた結果、両者の間には数倍の差異が見られた。(3)遅発中性子収率の値の約90%は主要20先行核で決定されるので、これらのデータの精度の向上が重要である。(4)高エネルギーでは遅発中性子収率は減少する傾向があるが、その減少の程度は、即発中性子数、核分裂生成物中の陽子数の偶奇性に依存する。
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