研究課題/領域番号 |
23561022
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 福島工業高等専門学校 (2012-2014) 独立行政法人日本原子力研究開発機構 (2011) |
研究代表者 |
實川 資朗 福島工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (80354835)
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連携研究者 |
大久保 成彰 独)日本原子力研究開発機構, 研究副主幹 (60391330)
阿部 陽介 独)日本原子力研究開発機構, 研究員 (50400403)
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研究期間 (年度) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2011年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 原子力エネルギー / 構造・機能材料 / 格子欠陥 / 加速器 / モデル化 / 照射損傷 / 微細組織 / 硬化 / 金属物性 / 原子炉材料 / 核融合炉材料 / 中性子照射 / 照射硬化 / 照射脆化 / イオン照射 / 弾き出し損傷 / ヘリウム脆性 / 核変換生成ヘリウム原子 |
研究成果の概要 |
中性子照射は、材料に弾き出し損傷と希ガス原子などの不純物を導入する。オーステナイト鋼などに、2重イオンビーム加速器で弾き出し損傷量200dpa及びヘリウム量20000appmまで照射を行い、硬化の照射量依存性などを検討した。100℃以下では0.1dpa以下の低い照射量で硬化したが、温度と共に硬化をもたらす照射量が増えた。ヘリウム原子は、10000appm以上でオーステナイト鋼に付加的な硬化をもたらすことを示した。弾き出し損傷による硬化の照射量依存性について、反応速度論及び点欠陥集合体の捕獲半径により近似的に表現するモデルを開発し、高い損傷量までの材料の応力-歪み関係を推定する手法を構築した。
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