研究課題
基盤研究(C)
多くの生物種は成長段階に応じて行動様式を変化させるが、そのような変化を担う神経回路や分子機構は不明な点が多い。線虫C. elegansは、幼虫期と成虫期で匂いの好みが変化する。幼虫期に増殖する生殖細胞を人為的に取り除くと成虫になっても幼虫期とよく似た匂いの好みを示すことから、生殖細胞からのシグナルが行動を制御していると考えられる。変異体解析やRNAiライブラリーによる網羅的遺伝子解析により、生殖細胞の増殖による化学走性の調節には、幼虫期の個体のエネルギー状態が関わっていることが示唆された。
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